簡単じゃないからやる! 「続く会社」の仕掛けと仕組み作り

一見下り坂に見えるからこそ生き残ればチャンス
一見下り坂に見えるからこそ生き残ればチャンス

第2回からの続き。(第1回はこちら)

 

確かにそうですよね。続く会社、儲かる会社は誰もがやりたいと手をあげてくる。旅館だって例外ではありません。

 

例えば、帝国ホテルは経営主体が変っても、誰が社長になってもずっと帝国ホテルです。きちんと会社として組織化されていれば旅館の屋号と建物は残り続けます。

 

帝国ホテルは長い歴史と規模があるからでしょうという話が出てきそうですが、そうではありません。

 

続くも続かないも結局はお客様の支持があるかどうか。つまり、売上がきちんと上がっているかどうかしかないのですよね。そして売上を上げることはできます。

 

まあ、簡単ではありませんが。。。

 

一時しのぎではなく、戦略的な対応を

手っ取り早いからといって補助金や助成金で息を長らえたとしても、所詮は一時しのぎです。

 

状況に関係なく本物の会社組織としてあるべき姿になっていて、売上がしっかり作れないことには長続きしませんよね。その仕掛けと仕組み作りに注力すべきです。

 

先の若女将さんも、戻ることを決めた時点で自分に責任が移った。だとすれば、自分の最大の仕事は2つ。

 

  • 今の旅館を組織化すること
  • 売上を高めて商品価値をアップすること

 

それが、親から引き継いだ旅館が存続する唯一の方法だと考えたわけです。

 

実家の旅館に戻った際には、念のために会計事務所に閉め方まで確認されたそうですが、これぐらいの負債は通常の企業なら当たり前だしなんとか返せるかなと思ったそうです。

 

さすがに外の世界の「ビジネス」を知っている若女将さんはかなりの戦略家ですね。現実的な側面をしっかり把握した上で、そこからどうするかを考えておられました。

戻る戻らないに関係ない一つの戦略

私たちがよくお客様にお話しするのもこの若女将さんの戦略と同じです。

 

例えば実家に戻る戻らないに関係なく経営者として経営にはコミットするが、ポジションとしてはオーナーに。大まかな方向性は考えるけども、細かい戦略、現場、方針、手段は若い人、できる人にお任せする、というやり方。

 

事実、今後はインターネット対応とインバウンドがより重要になってきますので、ある程度若い人で、しかも業界知識を持ち合わせてないと苦労されると思いますね。

 

違う仕事から飛び込んで現場業務を覚えようとすると大変なのは明らかです。せっかくの外部のビジネス経験を無駄にしないためには、方向性や戦略を考えるところに集中するのがいいのではないかと。

 

この所有と運営の分離を図るという作戦は、あの星野リゾートが採用している戦略でもあります。

 

具体的には

 

  • 現役経営者や自分はオーナー的なポジションとなる
  • 支配人や責任者を現場の(できるだけ)若手に任せる
  • 戦略や方針立案は信頼できるプロと一緒にやる

 

という方法です。このような仕掛けを施しておいて、社内の仕組みを組み立てていきます。

 

当然ながら、プロがすなわちコンサルとは限りません。続いている旅館でしたら、社内に経験豊富な人材は少なからずいるはずですよね。そういった人に任せるのが一つの手です。

そこでぶちあたる問題は馬力で乗り切る

そこで問題になるのが、えてして社内の経験豊富な人材は年配者だということ。右肩下がりが続いている会社のベテランは特に前例主義であり、過去の栄光にこだわってしまう方も少なくありません。

 

要するに、新しいやり方を提示しても乗り気じゃないことが多い。場合によっては「あの人は、外から戻ってきたからここのやり方が全然わかってない」などと一番の抵抗勢力になってしまうことも。

 

その場合は、社内の若手を育てるか外部に人材を求めることになります。それは企業としての「残り時間」や社内状況との兼ね合いで判断されればよいと思います。

 

私がいうには、町おこしでよく聞かれる話と同じで「よそ者、若者、馬鹿者」が馬力で乗り切るしかないと思います。

旅館の屋号と建物を残すなら

これまで旅館で現場業務をしていた経験、コンサルになって各地の旅館を見てきた肌感覚からしても、そうやって割り切るとスピード感が違います。

 

そして、最初に戻りますが、この言葉につきるように感じます。

 

「観客よりプレーヤーの方がおもしろい」

 

「どんな仕事だっておもしろいことは自分で作るしかない」

 

簡単にできれば誰も苦労しない。そんなことは当たり前。でも、一方で簡単にできないことだからこそ、他と差別化できることも事実。

 

簡単にできないからこそ挑戦のしがいがあり、おもしろさや達成感があり、そこを突き抜けるから他より一歩抜きん出られるのであって「大変だからできません」といってしまったら、どんな仕事であっても話は始まらないわけです。

 

旅館に限らずどんなビジネスも一緒です。売上や組織の問題を直視しなければなりません。

 

もし実家の旅館の屋号と建物を残すなら、「続く会社」の仕掛けと仕組み作りに挑戦してみるのが一番いいと思います。簡単ではないですが、、、おもしろいですよ!

 

もちろん、私たちもプロとして協力できます。旅館とおもしろいことは大好きですから(^^)

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